目次

7. QMNIST

7.1 データセットの説明

MNISTは正解率が99%以上と高く正解率に統計的な差がつきにくいので、 テストデータ数を10000から60000に増やしたものがQMNIST[15]です。 (訓練データ数は60000のまま)

7.2 計算条件の考察

7.2.1 自作CNN

図7-1に自作CNNのモデルを変えたときの正解率を示します。
MNISTと同じ傾向ですが正解率は全体的に0.1%程度下がっています。

図7-1 モデルと正解率の関係(自作CNN, Adam, 前処理なし, ドロップアウト0.3, ミニバッチ50)

7.2.2 その他のモデル

図7-2に自作ResNetと公開ResNetの正解率を示します。
正解率は、ResNet(重みなし)<自作ResNet<ResNet(重みあり)となります。

図7-2 モデルと正解率の関係

7.3 計算結果

図7-3に不正解データの最初の200個を示します。
不正解の時は赤字で上に正解、下に誤回答を示します。

図7-3 不正解

図7-4にラベル別の正解率を示します。

図7-4 ラベル別の正解率