(1) 入力インピーダンス
給電点の要素番号をm0とすると、
入力インピーダンスと入力アドミッタンスは次式で計算されます。
(2-5-1)
(2) 反射係数
給電線の特性インピーダンスをZ0[Ω]とすると、
反射係数ΓとVSWRは次式で計算されます。
(2-5-2)
(3) 利得
式(2-4-1)の遠方界より電力利得が次式で計算されます。
(2-5-3)
ここでPinは次式で計算される給電電力です。
上は整合損を含まないとき、下は整合損を含むときです。
和は複数の給電点の和を表します。
(2-5-4)
損失(抵抗)と整合損がないとき式(2-5-3)は次式の指向性利得(単位dBi)と一致します。
(2-5-5)