OpenRTMをそのまま実行するときはビルド作業(コンパイル・リンク)は不要ですが、
プログラムを修正してビルドするには、
開発環境をインストールしたのち以下を行ってください。
計算プログラムとポスト処理プログラムはCを使用しています。
C/C++コンパイラーをインストールしたのち以下を行ってください。
コマンドプロンプトを起動してOpenRTMフォルダに移動した後、
以下のコマンドを実行してください。
コマンドラインでの開発環境については[10]を参考にしてください。
> cd sol
> nmake.exe clean
> nmake.exe 計算プログラムost.exeが作成されます
> cd ..\post
> nmake.exe clean
> nmake.exe ポスト処理プログラムost_post.exeが作成されます
> cd ..
GUIプログラムはC#を使用しています。
Microsoft Visual Studio をインストールして起動し、
[プロジェクトやソリューションを開く]で以下のslnファイルを開いてください。
(1) OpenRTM.exe : vcsフォルダのOpenRTM.sln
(2) GML2ort.exe : vcs_gmlフォルダのGML2ort.sln
(必須:重要)
実行プログラムの保存場所はユーザーの環境に応じて適当に変更してください。
[プロジェクト]>[プロパティ]>[ビルド]>[出力パス]
(注意)
ビルド時に「ファイルOpenRTM.resxを処理できませんでした。・・・」
というメッセージが出たときは
エクスプローラでOpenRTM.resxを右クリック+プロパティし[全般]タブの
「セキュリティ:このファイルは他のコンピューターから取得したものです。・・・」
の右の[許可する]をONにしてください。