OpenRTMをそのまま実行するときはビルド作業(コンパイル・リンク)は不要ですが、
プログラムを修正してビルドするには、
開発環境をインストールしたのち以下を行ってください。
計算プログラムとポスト処理プログラムはCを使用しています。
ターミナル(コマンドプロンプト)でビルド作業を行うには環境変数(PATH, INCLUDE, LIB)
の設定が必要です。詳しくは[10]を参考にしてください。
ただし、スタート → Visual Studio 2022 → x64 Native Tools Command Prompt for VS 2022
をクリックすると上記の環境変数が設定されたターミナルが起動されるので、
そこで作業を行ってもかまいません。
(スタートメニューを間違えると32ビットプログラムがビルドされるので注意してください)
ターミナルを起動してOpenRTMフォルダに移動した後、以下のコマンドを実行してください。
> cd sol
> nmake.exe clean
> nmake.exe 計算プログラムost.exeが作成されます
> cd ..\post
> nmake.exe clean
> nmake.exe ポスト処理プログラムost_post.exeが作成されます
> cd ..
GUIプログラムはC#を使用しています。
Microsoft Visual Studio を起動し、
[プロジェクトやソリューションを開く]で以下のslnファイルを開いてください。
プログラムをビルドするには[ビルド]→[ビルド]メニューをクリックしてください。
(必須:重要)
実行プログラムの保存場所はユーザーの環境に応じて適当に変更してください。
[プロジェクト]→[プロパティ]→[ビルド]→[出力パス]
(注意)
ビルド時に「ファイルOpenRTM.resxを処理できませんでした。・・・」
というメッセージが出たときは
エクスプローラでOpenRTM.resxを右クリック+プロパティし[全般]タブの
「セキュリティ:このファイルは他のコンピューターから取得したものです。・・・」
の右の[許可する]をONにしてください。