国土交通省のPLATEAUサイト([12]の"Open Data")から、
一部の都市の建物データと標高データをダウンロードすることができます。
データの公開されている都市は図5-3-1のように全国で200余りです。
市町村名をクリックすると図5-3-2のファイル選択のページに移動します。
ここで"CityGML (v2)"の[zip]アイコンをクリックしてください。
("CityGML" と"CityGML (v2)"の両方があるときはより新しい後者をクリックしてください)
次に図5-3-3のダウンロードのページで[ダウンロード]をクリックするとファイルのダウンロードが始まります。
図5-3-1 PLATEAU対応都市(2023年度)[12]
図5-3-2 ファイル選択のページ [12]
図5-3-3 ダウンロードのページ [12]
以上でダウンロードしたzipファイルを展開してください。
そのうち必要なファイルは以下のフォルダのみです。
これ以外は削除してかまいません。
indexmap.pdf : 市町村の形と地図番号です。ファイルを探すときに参考になります。
udx/ : データ本体のフォルダ
bldg/ : 建物データのフォルダ
dem/ : 標高データのフォルダ
建物ファイルのファイル名は"53392546_bldg_6697_2_op.gml"などとなります。
最初の8個の数字が三次メッシュの番号であり、
次の"bldg"が建物データであることを表しています。
標高データのファイル名は"533925_dem_6697_op.gml"などとなります。
最初の6個の数字が二次メッシュの番号であり、
次の"dem"が標高データであることを表しています。
PLATEAUのデータの詳細度はLOD(Level of Detail)で分類されます。
LODの意味は表5-3-1と図5-3-4の通りです。
LOD1は建物の高さを持ち、かつすべてのエリアで提供されているので、
ここではLOD1のみを考えます。
参考までにLOD2が整備されているエリアを図5-3-5に示します。
東京23区の主要部に限られます。
表5-3-1 LODの説明 [12]
図5-3-4 LODの内容 [12]
図5-3-5 LOD2が整備されたエリア(図の赤線内)[12]