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5.9 マイクロストリップアンテナ

■入力データ: data/sample/msa.oth

図5-9-1のようにマイクロストリップ線路の先端にアンテナを置いたものをここではマイクロストリップアンテナと呼びます。
アンテナの反射係数(=S11)を求めるには線路の途中に観測点(point行)を置きます。
S11の周波数特性は図5-9-2の通りです。
共振周波数での電界分布は図5-9-3の通りです。エッジ周辺に大きな電界が発生します。
X面の遠方界は図5-9-4の通りです。 正面(+Z方向)で利得が最大8.4dBiとなり、軸比が13dBの直線偏波になります。


図5-9-1 マイクロストリップアンテナ


図5-9-2 S11(6-8GHz)


図5-9-3 電界分布(7.0GHz, Z=3mm面)


図5-9-4 遠方界(7.0GHz, X面)