■入力データ: data/sample/dipole_couple.ofd
図6-12-1にアンテナ間の結合度を計算するモデルを示します。
送信アンテナを給電し、受信アンテナは給電点を1セル分開放した形状を入力し、そこに観測点を置きます。
なお、結合度の計算には[第1観測点の伝搬方向]は使用しないので何を入力してもかまいません。
また、精度よく計算するには吸収境界条件にPMLが必要です。
このとき図6-12-2のように結合度の周波数特性が図形出力されます。
なお、計算が終了したときに結合度は数値出力ofd.logにも出力されています。
図6-12-1 アンテナ間結合度の計算モデル
図6-12-2 結合度の周波数特性