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7.12 メタサーフェス、レフレクトアレー

反射位相を調整したメタサーフェスを多数並べることによって、 平面波入射に対する反射波を特定の方向に制御することができます。[13]p.216
図1の右をスーパーセルと呼びます。本ケースでは3個のセルから成っています。
単位セルの長さは10mmX10mm、クロスストリップの長さは順に1mm,8mm,9mm、幅は1mmです。
+Z方向からY偏波の平面波が入射します。
図2にY面の散乱パターンを示します。文献[13]と似ています。設計通り+45度に主ビームが生じます。
図3にY=0面の電界分布を示します。
図2の下方向のビームは入射波と逆相で合成され、図3のように影になります。


図1 計算モデル(左:全体図、右:スーパーセル拡大図)


図2 散乱パターン(14GHz、Y面)


図3 電界分布(14GHz、Y=0面)

◆入力データ:
reflectarray.ofd  reflectarray.c (データ作成ライブラリー)