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付録C 正則化因子と初期値と収束の関係

正則化因子と初期値と収束の関係について調べます。

図C-1は式(4-5)の初期値c0を変えたときの収束反復回数です。 正則化因子α=0.01は共通です。
図から初期値が大きいほうが収束が速いことがわかります。
ここでは安定性も考慮してc0=3とします。

図C-1 初期値と収束反復回数の関係
(H=8, (nx,ny,nz)=(4,4,3), α=0.01)

図C-2は式(4-6)の正則化因子αを変えたときの収束反復回数です。 c0=3は共通です。
図からαを3桁変えても収束状況はほとんど変わらないことがわかります。
ここではα=0.01とします。

図C-2 正則化因子と収束反復回数の関係
(H=8, (nx,ny,nz)=(4,4,3), c0=3)