アンテナの位置と偏波方向と収束の関係について調べます。
図D-1にアンテナの偏波の偏波方向を示します。
(a)のように隣接するアンテナの向きを直交させる方法と、
(b)のように隣接するアンテナの向きを同じにする方法があります。
また、アンテナ面と原点との距離をRaとします。
図D-2は図D-1の二通りについて、
アンテナ位置Raを変えて収束反復回数を見たものです。
図から、向きが直交するときはRaによらず収束が速く、
向きが同じときは全般に収束が遅いことがわかります。
これから隣接するアンテナの向きは直交させたほうがよいことがわかります。
(アイソレーションを大きくする)
(H=8, (nx,ny,nz)=(4,4,3), α=0.01, c0=3)